妊娠・出産と入院保険(1)
最近では女性特有の病気にかかる女性が増え、女性も積極的に入院保険に加入するようになってきました。
ですが、保険は一般的に、健康体でないと加入できないか、もしくは条件付きで加入することになります。
女性のみの大仕事である妊娠、出産時にも、新しく入院保険に加入することは難しくなります。
一部、CO・OP共済の保険では、妊娠中の経過が順調であれば加入できるというものもありますが、ほとんどの保険では加入できたとしても、妊娠や出産による合併症についての保障はしないという条件付きで加入することになります。
妊娠中に一番保障してほしい部分の保障がないのでは、あまり意味がありませんよね。
以前は妊娠・出産による合併症が不安な人の為に、妊娠中に加入できる保険もありました。ですが、双子の場合は適用されなかったり、一時金を支払わなくてはいけなかったりと、様々な問題が生じ、2008年3月で終了しています。
こうしたことからも、妊娠中は保険に加入せずに、出産後に確かな保険に加入する人がほとんどです。
ですが、妊娠中や出産時に問題がなかった人は良いですが、通常の自然分娩が難しく帝王切開などで出産した場合、産後5年は加入できないということがあります。
このようなことから考えると、女性は結婚する時、もしくは婚約中にでもしっかりと保険に加入、もしくは医療特約を付けた方が良いということになります。
婚約や結婚時は何かと慌しいかと思いますが、将来のこともきちんと見据えてしっかりと保険について考えておくようにしましょう。